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 「阪神0-5巨人」(23日、甲子園)

 阪神・金本知憲外野手(40)が打てず、完封負け。巨人3連戦は無安打で、この9連戦でもわずか3安打に終わった。それでも中日が敗れ、優勝マジックは1つ減って「45」に。腰痛で欠場中の新井貴浩内野手(31)が、25日の中日戦で復帰する可能性が出てきたことも明るい材料だ。

  ◇  ◇

 不甲斐(ふがい)なさに怒りがこみ上げた。気が付けば、金本にしては珍しくヘルメットを地面にたたきつけていた。八回二死二塁。上原の甘いフォークを打ち損じて左飛に倒れた場面だ。

 伏線は二回にあった。

 「(当たりは)完ぺきよ。この球場はなあ…」

 またも浜風に阻まれた。二回先頭、カウント1-2からとらえた打球は、だれもが“いった!”と思う完ぺきな当たりだった。ところが、これを右翼から左翼へ強烈に流れる浜風が押し戻して平凡な右飛に。あきれたような顔で首を何度も振る背番号6の姿があった。

 岡田監督でさえ「風やろう。“ドームやったら看板ちゃうか”言うてたけどな」とあきれるほどの“強風”だった。

 その後の打席も安打は出なかった。これで巨人3連戦は12打数ノーヒット。主砲の不調に指揮官も「ちょっとなあ」と言葉をなくした。

 過酷を極めた9連戦。その間、34打数3安打、打率・088の2打点と“らしさ”は影を潜めた。その一因に開幕からクリーンアップを共に支えてきた新井の離脱があることは否定できない。15日・ヤクルト戦を最後に戦列を離れた“弟”。セ界最強を誇ったコンビの片方が抜ければ、相手投手のマークは1人に集中する。3番に力を分散することなく、全力で4番封じにかかってきた。

 もちろん、そんなことを言い訳にする鉄人ではない。だが、知らず知らずにその両肩には、大きな負担がのし掛かっていた。試合前には「アライさんの腰痛がうつったわ」と得意のジョークで周囲を笑いに包んだが、試合後の表情は疲労がみてとれた。

 3番が抜け4番が不調の中、この9連戦は4勝5敗。岡田監督は「なんとか乗り切ったかな。新井がいない中で得点力が落ちるのはしゃあない。なんとか五分くらいでこれた」と及第点を与えた。敗戦の中にあってもマジックは1つ減った。

 将が「球宴まであと5つやから。なんとかみんなでがんばるしかない」と言えば、4番も「切り替える?そうそう。そういうこと」と言った。球宴ブレークまであと5試合、総力戦で正念場を乗り越える。

デイリースポーツ

少しでも進めばいいですよね。
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