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はびこる拝金主義などで世知辛い世の中。いつわが身を襲うかもしれないトラブルも数多いが、無防備な一般庶民はどうしたらいいのか-。トラブルに見舞われた人に、法的に闘うための「証拠」集めと闘い方をアドバイスする日本で唯一人の「証拠調査士(エビデンサー)」に聞いた。

 米国で「プライベート・アイ」、中国では「偵察員」と呼ばれる証拠調査士。日本で、その看板を掲げている平塚俊樹さん(39)=写真=は、大手不動産会社などで13年間のサラリーマン生活を経て、約3年前に独立。会社員時代、クレーム処理も担当し、自らも欠陥住宅をめぐり大手ゼネコン相手に完全勝利した経験などから、トラブルを抱える人たちにアドバイスしたのがきっかけだった。

 「トラブルに対処する“道”は、ひとつだけじゃない。それを伝えたくて」とノウハウを紹介した「Lawより証拠」(総合法令出版)をこのほど出版した。交通事故の被害者なのに訴えられた▽身に覚えがない消費者金融から借金を取り立てられた▽賃貸マンションでいきなり出て行けといわれた…などのほかストーカー、騒音被害、カード詐欺、離婚・介護にまつわるトラブル事例を紹介。

 そして、「証拠」の意味、集め方、関係機関を味方につける方法などを指南する。たとえば、精神的被害を証明する医師の診断書や、相手側とのやりとりをテープにとって文書にしたものなどはとくに重要だ。

 「サラリーマンなら、手帳に日記とかつけてほしいですね。時間と場所を細かくつけていればアリバイの証拠になります。また、パワハラ被害などには普段から写メールで自分の顔を撮っておけば、それをもとに明らかに表情が変わったことで“パワハラによる抑鬱症”などと、お医者さんは判断できます」

 あまり知られていない簡易裁判所や人権擁護委員、法テラスなども心強い味方。ただ、アプローチにもコツがあり、「行政への相談でも、自分が詐欺の被害にあったから助けて-ではダメ。被害者が多く、世の中のためにならないからと“公共の利益”を訴えるんです」。

 一方、カード詐欺などでは、「請求書をしっかり見ること。何かあっても、引き落としまでに文句をいえば何も起こらない。当たり前のことですが、ほとんどの人が見ていないからトラブルに巻き込まれちゃう」と脇の甘さも指摘する。

 平塚さんは、闘いに勝つためには家族や友人、ご近所、かかりつけの医師などとの人間関係がものをいうこと、「できる手は全部、それも順番にではなく、全部同時に打つ」こと、さらに「弁護士を当てにしてはいけない」と強調する。

 弁護士は個人事業主で一匹狼。多くが会社員の経験がなく、会社のルールがわかっていないが、トラブル処理は組織論でないと戦えないからだ。その意味では「サラリーマンのほうが組織論で考えられ、感覚的にすぐれています」とも。

 最後に、証拠確保の意味で「奥さんにも夫の行動管理をしておいてほしい。浮気が見つかっちゃうかもしれないですが」という平塚さんだが、こうもアドバイスする。

 「男の人は奥さんから『今日どこに行くの?』と聞かれて適当に答えるけど、財布に入れっぱなしのレシートには時間や場所も書いてあって、奥さんはちゃんと見ています。そういうものはすぐに捨ててください(笑)」

ZAKZAK 2008/08/06

 賢くなるしかないんですよね
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