誠道会幹部の車に接触

福岡県警久留米署は２５日までに、道交法違反（無免許運転）の疑いで、指定暴力団道仁会系組長、執行剛司容疑者（２９＝同県久留米市小頭町）を現行犯逮捕した。同署によると、執行容疑者はダンプカーを運転し、対立している指定暴力団九州誠道会の実質ナンバー２の梅木一馬幹部（４３）が乗っていた乗用車に接触した。

　県警は梅木幹部を襲った可能性があるとみて調べており、抗争を警戒している。けが人はなかった。

　逮捕容疑は、２４日午後４時ごろ、久留米市小森野町の市道で、大型車の運転免許を持っていないのに、ダンプカーを運転した疑い。

　同署によると、執行容疑者のダンプカーは対向車線の乗用車に接触した後、道路脇の街路樹を倒して停止。執行容疑者は車を降りて逃げたが、約４００メートル先で久留米署員に取り押さえられた。乗用車は走り去った。

　事故直前に現場近くの福岡地裁久留米支部で、梅木幹部が被告になっていた脅迫事件の判決公判が開かれていた。（共同）

　［2009年9月25日　日刊スポーツ］

恐ろしいですねぇ