ロケット花火事故

ロケット花火事故、大きく横にそれ客席で爆発
2007年10月15日15時13分

　埼玉県秩父市で１４日起きた「龍勢祭（りゅうせいまつり）」の竹製ロケットの打ち上げ事故は、通常はまっすぐ上昇するロケットが何らかの原因で途中から大きく横にそれていた。祭りの様子を収めたビデオの映像から分かった。この事故では複数のけが人が出た。（アサヒ・コム編集部）

　事故が発生したのは同日午後２時過ぎ。先端に火薬の入った筒が取り付けられたロケットがやぐらから打ち上げられた後に起こった。映像をみると、ロケットはいったんは真上に上昇したものの、上空４０～５０メートルのところから大きく横にそれ始め、道路脇の観客席に落下した。

　その後、観客席の中でロケットの火薬筒に取り付けられた仕掛け花火が爆発、見物していた男性（２３）が右肩を骨折するなど、３人が重軽傷を負った。周囲からは悲鳴が上がった。

　火薬筒が落ちた現場には、花火の熱で溶けたと思われる発泡スチロールの箱や観客の荷物が散乱。警察官が爆発した火薬筒を手にしながら周囲の人から状況を聞き取っていた。

　祭りは１時間ほど中断したが、観客席の前に監視係を配置するなどして再開。予定終了時刻の午後５時すぎにほぼ終了した。この日は午前中にも付近にいた男性が別のロケットに当たりけがをしており、祭りの負傷者は計４人。

　事故の映像は、現地を訪れていた編集部員がビデオカメラで撮影した。

asahi.comより
　危ないしっ（・０・）