薬物検査

シドニー五輪３冠のジョーンズ、薬物検査で陽性か
　【ニューヨーク支局】米国紙ワシントン・ポストの電子版は１８日、２０００年シドニー五輪の陸上競技で３つの金を含む５つのメダルを獲得したマリオン・ジョーンズ（米）（３０）が、６月に米インディアナポリスで開かれた全米選手権での薬物検査（Ａ検体分析）で、持久力を高める禁止薬物エリスロポエチン（ＥＰＯ）に陽性となったと報じた。

　確認されれば、過去１か月の間に、陸上百メートル世界タイ記録保持者のジャスティン・ガトリン、自転車ツール・ド・フランス覇者のフロイド・ランディスに続く、米国スター選手３人目の薬物事件となる。

　検証用のＢ検体の分析、事情聴取を経て陽性が確定すれば、ジョーンズは２年間の出場資格停止処分となる。ＡＰ通信によると、ジョーンズは、欧州の大会に出場予定だったが、米国からの電話を受けて、１８日に「個人的理由」で帰国した。

　ジョーンズは、新種の筋肉増強剤を開発、２００３年までトップ選手に流していた栄養補助食品会社「ＢＡＬＣＯ」から、薬物を購入した疑いが持たれていた。しかしジョーンズ自身は、検査で過去に一度も陽性になっていないことを証拠に、無実を主張していた。

　ジョーンズはまた、ガトリンと同じトレバー・グラハム・コーチに師事していた。同コーチは、指導したトップ選手のうち、ジョーンズのパートナーだったティム・モンゴメリ（米）ら数人が薬物疑惑に巻き込まれており、先月末のガトリンの陽性事件後、米国五輪委から、管轄の競技場への出入りを拒否されている。

YOMIURIより

　あぁー、やっていまったかな（－０－）