日本赤軍メンバー

米刑務所から出所・帰国の「日本赤軍メンバー」を逮捕
2007年04月19日22時32分

　爆発物不法所持罪などで米国で服役、出所した菊村憂容疑者（５４）が１９日夕、千葉・成田空港に到着し、警視庁公安部は偽造有印公文書行使容疑で逮捕した。米国の裁判では「日本赤軍メンバー」とされ、警察当局も同様の見方を強めている。同部は、世界各地でテロを起こした日本赤軍などとの関連を視野に捜査を進める。


逮捕された菊村憂容疑者＝１９日午後５時３０分、成田空港で
　菊村容疑者は黙秘しているという。日本への機内では雑誌を読んだり、眠ったりしていたといい、逮捕を告げられた時は素直に応じたという。

　調べでは、菊村容疑者は８８年４月、米国・ニュージャージー州内で、偽造された国外運転免許証を提示した疑い。

　この時、乗用車内に手製の消火器爆弾を所持していたとして米国捜査当局に逮捕され、服役した。

　８６年５月、オランダ・アムステルダムの国際空港でＴＮＴ火薬などを所持していたとして逮捕され、日本へ強制送還された。しかし、すぐに香港などを経てベオグラードに出国し、その後の足取りははっきりしなかった。

　米国の裁判証言では、菊村容疑者は８６年秋から８７年７月にかけて、レバノン・ベカー高原の訓練キャンプで、重信房子被告ら日本赤軍メンバーと軍事訓練を行っていたとされ、「日本赤軍メンバー」と断定された。

　また、その後の捜査などでは、８６年８月から米国で逮捕された８８年４月の間に、パリなど欧州に出入国を繰り返していたとされる。同時期には、８８年５月に逮捕された日航機「よど号」ハイジャックメンバーや妻、日本赤軍幹部も欧州などに渡っていたとされる。

　菊村容疑者の逮捕直後に、イタリア・ナポリで日本赤軍メンバーによるとされる爆弾テロが起きるなど、８６～８８年当時は日本赤軍が爆弾テロを繰り返していた時期だった。

asahi.comより
　どうなんだろうねぇ（・。・）