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本格運行に意欲 コミュニティバス

 みなべ町の山田五良町長は1日、試行運行しているコミュニティバスについて「町民が直接、合併効果を享受できる事業」と述べ、新年度からの本格運行に強い意欲をみせた。


 この日、町民や識者によるコミュニティバス試行運行実施計画検討委員会が、本格運行に関する提言をまとめ、答申した。委員会を代表して、座長を務めた伊藤雅和歌山工業高等専門学校助教授が山田町長に提言書を手渡した。

 委員会は、2005年2月に第1回会議を開き、これまでに計6回重ねた。主に試行期間と試行の検証方法▽試行運行ルートと形態▽事業方式と事業者▽試行運行の利用状況、事業収支▽本格運行の意思決定に資する分析―について検討、分析した。

 提言書によると、利用者数については「月を重ねるごとに増加し、開始月と最終月を比べると3倍に伸びた。このため、運行経費に占める運賃収入の割合は開始月の7%から最終月には約19%に改善している」と分析。8月に民意を把握するために実施した全世帯アンケートでも、コミュニティバス試行運行に関する認知度は約9割に上り、公共交通空白地域での住民の交通手段を確保するために税金を投入することに理解を示す世帯が7割を超えていることから「本格運行が期待されていると判断する」としている。

 具体的には(1)本格運行は07年4月1日から実施(2)運賃は一律300円(子どもは半額)(3)運行形態は中心部、山間部、岩代の3路線ともデマンド(予約制)とする―の3点を提言した。

 さらに「将来にわたって持続可能な町民の交通手段とするためには、適切な受益者負担と事業主体、運営主体の経営努力が必要で、何よりもコミュニティバスを町民が守り育てるという意識が望まれる」としている。

 山田町長は「提言通り、新年度から本格運行する方向で準備を進めたい。町民は喜んでくれると思う。経費の問題もあるが、捻出(ねんしゅつ)するのは私の仕事」と述べた。

 町は、合併協議の中で、合併で広範囲になった町域内の住民交流、公共交通の空白地域での高齢者らの生活交通手段の確保、商店街への集客による地域活性化―などの観点から、まちづくり重要課題の一つとされたコミュニティバスの導入について、検討委員会、協議会などを設置して導入の是非を検討してきた。実際、昨年10月から1年間、試行運行を実施し、さらに利用者の強い要望を受け、運行を来年3月末まで延長している。

 試行運行は、中心部では前半(第1期昨年10月~今年3月)を固定ルートで、後半(第2期4~9月)をデマンドで行った。山間部と岩代では第1、2期ともデマンド運行。料金は大人200円、子ども100円。 

 1年間(昨年10月~今年9月末)の利用者は8450人。うち、中心部は4195人、山間部(高城・清川)3856人、岩代399人。利用者の大半は70、80代の高齢者で、通院、買い物に利用されている。

 年間運賃収入は168万100円。運行費などの経費は1230万1190円で、町負担は1062万1090円だった。

紀伊民報より
 高齢者の人達には便利ですよね(^0^)

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